内科は医療の中でも最も広範囲の領域です
これは獣医療でも同様であり、対象となる疾患が広範囲であることや複数の疾患を併発している場合などがあるため、内科だけで対応が難しい時は必要に合わせて外科治療などと組み合わせて治療を考えます。 内科疾患には主に下記に示すような疾患があります。
- 循環器疾患(僧帽弁閉鎖不全症、肥大型心筋症、不整脈など)
- 肝・胆道系疾患(肝炎、胆嚢炎、胆嚢粘液嚢腫、門脈圧亢進症)
- 膵外分泌疾患(膵炎、膵外分泌不全)
- 内分泌疾患(副腎疾患、甲状腺疾患、糖尿病など)
- 腎・泌尿器疾患(慢性腎臓病、膀胱炎、結石など)
- 消化器疾患(巨大食道症、胃腸炎、大腸炎、便秘など)
- 神経疾患(水頭症、てんかん発作、前庭疾患、椎間板ヘルニアなど)
- 呼吸器疾患(鼻炎、気管虚脱、肺炎など)
- 生殖器疾患(卵胞嚢腫、前立腺炎、前立腺肥大など)
- 血液疾患(免疫介在性溶血性貧血、血小板減少症など)
- 腫瘍疾患(リンパ腫など)
これ以外にも多くの疾患がありますが、代表的な疾患を記載しました。
上記疾患以外の事でも構いません、何か動物の事でお困りの方や詳しくお聞きになられたい方は、セカンドオピニオンも受け付けておりますのでぜひ一度、ご相談ください。