西宮市上甲子園「みとら動物病院」は、甲子園口駅近くの動物病院です。駐車場有。尼崎市、西宮北口からもアクセス便利。犬、猫を中心に日曜日・祝日も診察しています。健康診断・各種予防接種対応、避妊去勢手術やセカンドオピニオンも受け付けています。

消化器科

こんな症状はありませんか?

消化管に異常があると、このような症状が現れます。

消化器科
  • 吐く
  • 軟便
  • 下痢
  • 食べなくなってきた
  • 元気がない
  • 痩せてきた など

消化管は食べたものを消化・吸収し、不必要なもの・吸収できなかったものは排泄し、休むことなく毎日働いてくれています。胃や腸はもちろんですが、口から肛門まで続く数多くの器官で消化管は構成されています。また、消化吸収には肝臓や膵臓、胆のうなども重要な働きを担っており、たくさんの臓器が消化・吸収・排泄に関わっています。そのため、「吐いている」、「下痢をしている」といってもどこが原因となっているのかで全く違う治療法になります。もちろん、原因を探るためには多種多様な検査を用いての原因究明が必要です。日ごろ食べている物(食事やおやつ)と出てきたもの(便)、そして体重の変化の有無などは病院で行う血液検査やエコー検査・レントゲン検査と同じぐらい重要な情報となりますので、日頃から注意してみるようにしておくと病気の早期発見に繋がります。

体重を測っていますか?

消化器科

動物の体重を測っていますか?日頃から測定して変化に気づけるようにしておきましょう。
2~4週間に1回は測定してあげると良いでしょう。測定したら是非カレンダーやスマートフォンに記録を付けましょう(過去のデータを見返せるなら何でも大丈夫です)。記録を付けるのは慣れるまでは少し面倒ですが、大丈夫です。慣れてきます。記録を付けておくと動物の僅かな変化に気づくことが出来るので病気の早期発見に繋がります。

体重測定時は条件を揃えて測定しましょう

  • 18時に夜ご飯をあげる前に測定する。
  • 朝の散歩に行く前に測定する。

など測定する時の条件(やタイミング)を毎回揃えると、より正確な体重の変化が分かります。

測り方

●抱っこが出来る場合
  • 動物を抱っこして体重計に一緒に乗って測定(①)
  • ヒトの体重のみ測定(②)
  • 「①-②」で動物の体重が分かります。
●抱っこが出来ない場合
  • 体重計に乗るサイズのキャリーに動物を入れて測定(①)
  • キャリーの重さを測定(②)
  • 「①-②」で動物の体重が分かります。

体重が変わっていたら?

動物の種類や体格で体重は様々なので、●●kgという数字そのものよりも「これまでの体重と比べてどうなのか」という事が非常に大切です。もし変化しているとすればそれはどれぐらいなのか?この場合は、割合で考えると良いでしょう。

【例1】体重が10kgのわんちゃんの場合

前回測定時が10kgで今回測定すると9.5kgだった。-500gの減少です。10kgの体重の子にとって500gというのは5%の変化です。

【例2】体重が4kgのねこちゃんの場合

前回測定時が4kgで今回測定すると3.6kgだった。-400gの減少です。4kgの体重の子にとって400gというのは10%の変化です。

前回体重を測定した時と比べて5%体重の変化を起こしていたら要注意です。動物病院に相談し、獣医師の診察を受けることをお勧めします。
もし、10%も変動していたら体重変動の原因となる病気が隠れているかもしれません。
血液検査やエコー、レントゲン検査などの検査を受けることをお勧めします。直ぐに動物病院にご相談ください。

エキゾチックアニマルについて

ウサギやハムスター、ハリネズミなどの小さな動物の場合は、適切な大きさの箱(虫かご・飼育ケースなどでも可)とキッチンスケーラーを使って測定してあげましょう。体重の変化をみるのはエキゾチックアニマルも同様です。前回測定時から10%も変化していたら直ぐに動物病院に相談するようにしてください。

PAGETOP
Copyright © 2024 みとら動物病院 All Rights Reserved.