皮膚疾患
動物の皮膚に起こる症状は様々です
痒い、脱毛している、皮膚が赤い、フケが多い、においがする、など動物の皮膚に起こる症状は様々です。また、皮膚疾患は季節性(春/夏/秋/冬になるとひどくなる)に症状が出たり、良くなったと思ったら悪くなったり、徐々に広範囲に広がっていく、など経過も実に様々です。
皮膚の検査は、アレルギーを調べる目的で血液検査をしたり、感染を調べるために顕微鏡で見たり、皮膚の組織を一部採取する生検をしたりと検査方法も多岐にわたります。
そんな様々な検査がある皮膚疾患ですが、病気で困っている動物の事を飼い主様から聞く事が一番大切な検査であると考えていますので、どんな些細なことでも構いませんので、是非ためらわずに教えて頂けたらと思います。
皮膚疾患においてシャンプーはとても大切です。
治療は、一度や二度薬を飲んで治るということは少なく、継続して治療を続けていくことが多いです。そのため薬の副作用に関する事や、内服する目的、続ける意義など知って欲しい大切な事柄がたくさんあります。
また、薬用シャンプーを併用することで治療効果を高め、定期的にシャンプーをしてあげる事で無理なく内服薬の量や頻度を減少することが出来る場合もあるため、皮膚疾患においてシャンプーはとても大切です。シャンプーの仕方も適切な方法で行うことにより、その効果を引き出せますので現在、お家で行っている「洗い方」に関しても、これでいいの?などご質問あればお気軽にお尋ね下さい。
また現在、内服中の薬に関する事や検査・治療法に関してのセカンドオピニオンもお気軽にご相談ください。