動物は寄生虫に感染し、下痢や嘔吐などの消化器症状を示します
若齢での感染が比較的多く認められますので、動物を迎えたばかりの時に軟便や下痢が続く場合は、寄生虫による疾患を疑う事は大切です。
多くの場合、診断は便検査で出来ますが、偽陰性(寄生虫がいるのに検査で異常なしとなる事)の場合もある為、寄生虫による疾患が疑わしく、便検査では分からない時は遺伝子検査により診断することも可能ですので、繰り返し下痢をしていて治らない、薬を飲んでいる時はマシにはなるが薬を止めるとまた下痢になってしまう。など、消化器症状でお困りの方はもしかすると寄生虫による症状かもしれませんのでご相談ください。
フィラリアのお薬の中には寄生虫を駆虫してくれる成分が入っている物もあるため、フィラリアの薬を選ぶ際はその様なタイプのお薬を利用するのも良いでしょう。